チョキ

昨晩、NHKでやっていた「視点・論点」という10分間番組を見るともなく見ていました。
「心のケアとPTSD」という題目について、国立大学の准教授をされている方が
カメラに向かってお話をするというものです。

夜眠れなかったり、食事が喉を通らないといったような心的外傷を受けた人が
その不安を和らげるために、どうしたらよいのか。という内容で
番組を通じて具体的な方法を教えてもらいましたので
参考までに、ここに書きます。

① 大きめのクッションを胸に当ててクッションに腕をまわします。
  (つまり、ギュッとします)

② 両方の手をそれぞれ反対側の腕の上に置いて

③ 手のひらを支点にして左右交互に上下させながら
自分の腕の表面を「ポン・ポン」と叩き
  ゆっくりと呼吸を続けます。

そして、

③ 「大丈夫」
「わたしはよくやっている」

と、念じる。

と、気持ちが落ち着くのだそうです。

お子さんにやってあげる場合は、
お子さんをギュッとして、しばらく両手で体をポンポン叩いてあげたあと
本人に、「チョキ」を作ってもらってください。と言っていました。

何となくですが
最後の「チョキ。」の意味って深い気がします。