クウネル
数日前から庭の虫が鳴き始めました。
この声を聴くと、「もうすぐ秋だな」 という気持ちになりますね。
夏休み中、ふと思いついて
大好きな雑誌 「Ku:nel(クウネル)」 を本棚に並べてみました。
定期的に購入している訳ではありませんが
思いのほか冊数があって、自分でもびっくり。
「気づいたら、眉間にしわが寄っていた」 とか
「そういえば、このところ外食ばかりしている」 とか
心の表面に
小さな波が立ち始めていることに気付いた時
よく、この雑誌を手に取ります。
白いんげんミルク、バナナココナッツ、生レモンハチミツ…
本当に気に入ったものだけを使ってつくる
″素材主義のシロップ″ が 自慢のかき氷屋さんの話や
( 乳白色のぽってりとした器。そして、ふわっふわの氷。
頂きに練乳と白いんげんのペーストを抱く
その美しい姿は、見ているだけで幸せ… )
古いワンピースやふとんカバーを利用して作るのだという
スタイリストさんのおばあちゃんの "手作り前掛け" の話、
一般の人が自分のお弁当の写真を掲載して自慢する
「エブリデイ・マイ弁当。」など
身の回りのささやかなものに
時間や愛を、惜しげなくたっぷりと注いで
互いの関係を、大切に育んでいる人々の姿は
とてもかわいらしく
また、そこには
尊さすら漂って。
読み進むうちに
ふわふわと浮かんでいたものが静まって
そればかりか、
普段であれば「面倒だな。」と感じてしまうようなことを
進んでやりたくなるので不思議です。
いつでも、自分の内側に正直であったらいい。
この世で出会う全てのものは、自分の内側そのものだから。
今日は、久々にクウネル9月号を手にして帰宅。
これからお布団に潜って、至福の読書タイムです。
今日も1日、おつかれさまでした。
明日も、ゆったり、笑顔で過ごせますように。
おやすみなさい。