A Nightingale Sang in Berkley Square

ある日の夜
僕らは出会った。

辺りは魔法の気配で満ちていた。

リッツホテルでは
天使たちが食事をしていた。

そして
バークリー・スクエアでは
ナイチンゲールが鳴いていた。

正しいのかもしれないし
間違ってるのかもしれない。

でも、これだけは誓う。

君が振り返って
微笑みかけてくれた
あの時

バークリー ・ スクエアで
ナイチンゲールが鳴いたんだ。

ロンドンの街では
月がぐずぐずと居残っていて

かわいそうに
困って眉をひそめていたよ。

どうやって彼は僕たち二人が
愛し合っていることを知ったんだろうね。

まるで
世界がひっくり返ったみたいだった。

星を敷き詰めたように
キラキラ瞬く夜道。

うっとりするような
ロマンティックなひと時

キスをして
「おやすみ。」を言った
その時

バークリー・スクエアで
ナイチンゲールが鳴いたんだよ。

****

6か月もの期間
すっかり音楽から遠ざかっていて
鼻歌すら歌わない日々を過ごしていました。

それはそれで充実していて
「こんな暮らしもいいかな~。。」
なんて、漠然と考えたりもしていたのですが

音楽仲間に会って
ピアノに合わせて
歌詞を口にしてみたら

あちらこちらに散らばっていた
雑多な感覚が
ひとつの点に集まって
スーッと昇華したような
感覚になりました

今回、訳詩をした
「A Nightingale Sang in Berkeley Square」は
昔々、ボーカリスト仲間のトリサちゃんが教えてくれて
未だ憧れのままになっている曲。

(昔、こんな記事を書いていました ↓)

夜道を見て
「星を敷き詰めたみたいだ」と感じたり

月を見て
「なんで僕たちのこと知ってるのかな?」と思ったり

ザ・日本人な私。

どう逆立ちをしたって
身の回りの世界をこんな風に
捉える感性を持ち得ないのだけれど

歌を歌っている間だけは
この人になれる。

この人の
キラキラフィルターを通して
世界を見ることが出来る。

そうだ、そうだ。
そういうところが好きなんだった。

歌の楽しいところって
こういうところなんだった。

かつて、大事に感じていたことを
久しぶりに思い出したら
嬉しくて、ちょっと涙が出ました。

10月10日(土)古町のパルムで
ヨッシーさんたちとライブをすることになりました。
ヨッシーさんと、ピアノの文孝さんと
ベースの潤君とご一緒です。

2部はセッションとなりますので
参加される方は楽器を持ってご参加下さい。

■ Sweet Fumi Quartet Live & Session
パルム 025-228-2050
新潟市中央区古町通6番町987 ミサワビル2F
19:00 スタート
(チャージ)¥2000(1ドリンク付)
(Piano)佐藤文孝
(Vocal)RENA
(Sax)Yossy
(Bass)文河潤

※ 感染対策のため15名限定とさせていただきます。
  事前予約をお願いします。
※ ジャムセッションもあります。
 参加される方は、事前にご連絡を下さい。

自粛明けの初ライブ
皆さんと楽しいひと時を過ごせたらと願っております。

それでは、またね。