遺伝

こんにちは!

すっかり寒くなりましたね。
皆さまいかがお過ごしですか?

猫ちゃんは
失踪以来、すっかり甘えん坊モード。

遊ぼーう!とか
抱っこしてー!とか

ひっきりなしに
ニャーニャー何やら要望しておられ

「前からこんな子だったっけ??」
と、家族と共に困惑しています。

さて。
先日、およそ半年ぶりに
ライブで歌を歌いました。

ヒールの高い靴でガンガン歩いて
おっきなピアスをつけて
たくさんの方にお会いして

浦島太郎には
刺激が強すぎた模様。
翌日は丸1日寝込んでしまいました

それにしても
音色で鼓膜を震わせる
あの感覚。

どんなにいいスピーカーでも
どんなにいいヘッドホンでも
絶対、あんな素敵な気持ちにさせてくれないと思う。

お隣からはヨッシーさんの音色
左後方からは文さまの音色
右後方からは潤くんの音色

身体全体を
あたたかい空間の中に
すっぽり沈ませながら

豊かだなぁ。
贅沢だなぁ。
ありがたいなぁ。

歌いながら
ず————っと、感動をしていました。

「パルムのママが入れてくれたコーヒー飲むの
本当に久しぶり。幸せ!!最高!!」

カップに両手を添えて
大事そうにコーヒーを味わう
よしこちゃんの笑顔にも癒されました

MCでも少しお話したのですが

わたしの祖母は
96年を生き、様々な苦労を越えてきてなお
びっくりするほど
"乙女" な女性でした。

90才を越えた辺りから
突然絵を描くことに目覚めたおばあちゃん。

「雨の降る日
慌てて外へ飛び出し
傘で 空の涙を受けとめてやろうと思った」

「さわると ひんやり 散りたての枯葉
両手で すくってやると こぼれ落ちる
命あるもので ないけれど」

「ももが好き
あなたが もっと 好き」

こんな絵葉書が
私の手元だけでも100枚くらいあって

なんかすごいよね。。なんて
他人事のように感心していたのですが

先日、訳詞をしていて気づいたんです。

愛だとか恋だとか天使だとか

いい年をして
夢みたいな単語に
心をふるふる震わせている私だって
結構変わってる…

もしかして、この感性は
おばあちゃん譲りなのかな。

遺伝なのかな。

そう考えたら
妙に腑に落ちて

そっかそっか。
これでいいのか。

誇りを持てばいいんだ。
大事に育てていけばいいんだ。

と、何だか腹が決まった(?)ような
気持ちになりました。

日頃、
常識とか何やらで押さえつけている羽を
のびのび開かせてあげられる場所が

おばあちゃんにとっては
絵であり

私にとっては
歌だった

ということなのかもしれません。

こんな時期なのに
わざわざ古町まで足を運んで下さって
「レナちゃんの歌が聴けて良かった。」
そんな風に言ってくれる人がいてくださることの幸せ。

たくさんのギフトを再確認させて頂いた
貴重な1日でした。

ライブが終わったあと、恭子ちゃんが
「撮ろうよ!」と声をかけて撮ってくれた
記念写真。

たくさんの思い出がある古町モール。

半年の間、
こんな風に過ごす機会は全くなかったから
なんだか夢の中の出来事のようでした。

お越し下さった皆さま
セッションに参加下さった皆さま
本当にありがとうございました!!

≪Sweet Fumi Trio≫
(Piano) 佐藤 文孝
(Vocal) RENA
(Sax) Yossy
(Bass) 文河 潤

次回ライブは
12月5日(土) を予定しています。

時間は午後~夜、場所は未定です。
また詳細が決まりましたらご案内しますね。

それではまたね!