雄々しく駆け抜けた3週間 Part4(Simonさん編)

朝から何も食べずに
ブログ更新に精を出していたのですが
ご飯を食べて気分一新。

今日はまだまだ書きますよ~。
エイエイオー!

続いては
”サイモンさん2Days”を
振り返って参りましょう!!

『サイモンさん』

そのお名前を思い浮かべただけで

…ホッ。

妙に
心が安らいでしまう私がいます。

ははは。
(あの方のキャラが激しすぎるのです)

ある日のこと。

「ベースの山村さんと

新潟に行くことになったので
ドラムの海野さんを誘って

ツアーを組もうと思うんだけど
レナも新潟ライブのゲストとして

歌ってくれないかな?」

サイモンさんから
そんな、スーパー光栄なメールが届きました。

…しかし、ご存じのとおり
確定済みの予定で既に
かなりテンパっていたわたくし。

「その時期はライブが立て込んでいて
皆、きっと私の歌に飽き飽きしてる頃だと思うんだよね。

逆効果になってしまったら申し訳ないので
お手伝いはするし、

トリオでやったらどうかなぁ…?
皆、サイモンさん達の音楽が聴きたいはずだと思うよ~。」

などと、実に気弱な回答を
してしまっていたのですが

全てが終わった今となっては

「参加させてもらえて良かった!!
声を掛けてくれてホントありがとう!!
とっても、とっても、感謝してるよー!!!!」

心から熱く感謝を申し上げたくなった。
そんな、何ともゴージャスな

2日間でございました。

☆☆☆

1日目は
今回初めてお邪魔させて頂いた
竹内さんのお店
「サロンド・笑天街」さんへ。

駅南のラーメン屋さん
”東横”さんが入っているビルの一室の
ドアを開けると

そこには
異世界ともいうべき
立派なライブハウスがありました。

そして。
案の定、というか、なんといいますか…

やはり、皆さん翌日のトリオを
期待されているようで

開演間近になってもお客様は
乙女センパイ、たったおひとり。

「困りましたねぇ~」

などと
半ば他人事のように天を仰ぐ私でしたが

お店のお客様も数名お越し下さり
こじんまりした雰囲気の中、
何とか、ライブを始めることが叶いました。

音環境が整っているので
2人の音がいい具合に店内に広がって
実に心地良く

目の前におられるお客様との
対話を交えながら
いつも以上にリラックスした雰囲気。

また、そんなこともあって
サイモンさんからも
こんな嬉しい提案が。

「普段、お風呂に入った時とかに
こっそり歌っているだけで
人前で歌ったことは一度もないんだけど

…今日はいいよね?」

そう茶目っ気たっぷりに
仰って

(やんややんやの大拍手)

完成したばかりの新曲
「Once in a dream forgotten」の
弾き語りをご披露下さったのです。

ブラボー!

この方の溢れんばかりの才能には
いつも感嘆してしまいます。

2stでは
客席の照明を落としたこともあって

さながら

音楽の海の中に
身を委ねているような

冴えわたる夜空の
遥か遠くを見据えているような

そんな特別な空間を味わうことが出来ました。

こじんまりしたライブは
お客様も演者も
純粋に音楽を楽しむことが出来て
これはこれで、とても幸せ。

(にっこり)

アンコールは
恒例のサックスDUOを。

この日はサイモンさんセレクトにより
「Lullaby of birdland」を

演奏する運びとなりました。

ピアノを
ポーンと鳴らして

「キーはこれでいい?」

「…はい。多分。
多分、そんなもんです。」

…私も度胸がついたものです。

サックスDUOは ”オマケ的な位置づけ” で
いつもこんな感じでやらせて

頂いているのですが
もうホント、この曲も十何年ぶりに歌いまして

ひゃー。

大変にスリリングな時間でございました。

”少数精鋭”のお客様方は
皆さま一様に大変に喜んで下さり
サイモンさんが持ってこられていたCD
「Always smiling」「Open all hours」の

2枚セットと

更には、わたくしのCDまで

お買い求め下さった上に

「またここでやってね!
今度はお友達連れて来るから!」

と仰って下さって
我々の方こそ大感激!!!!

「今までやったDUOの中で

一番良かったんじゃない?」

サイモンさんからも
そんなお言葉を掛けて頂き

ニヤニヤが止まらない…。

そんな1日となりました。

皆さま、竹内さん、
乙女センパイ、ありがとうございました!!!

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■Simon Cosgrove and RENA DUO
日時:6月20日(土)19:00~
会場:サロン・ド笑天街
新潟市中央区南笹口1-1-38
090-4591-3826(竹内さん)
出演:Simon Cosgrove(pf、sax) RENA(vo)
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さーて、翌日は
お待ちかね ”Simon Cosgrove trio” ですよ!

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■ Simon Cosgrove Trio
日時:6月21日(日)18:30~
会場:カファ パルム
新潟市中央区古町通6
Tel. 025-228-2050
出演:Simon Cosgrove(pf) 山村 隆一(b) 海野 俊輔(ds)
guest:RENA(vo)
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ベースの山村さん
ドラムの海野さんとは初共演となりましたが
お2人とも、とってもいい方々!

「ドラムを用意してくれたお礼だよ。」と
マイセンのカツサンドを

プレゼントして下さったり
(ママと一緒にモグモグ。)

自宅でのラーメン作りの

お話をして下さったり

演奏前から、ほのぼの。。。

そして、お客様や
また、遊びに来てくれていた
ベーシストの早川潤くん、よしこちゃんが
大いに驚愕していたのは
山村さんが奏でる音色の美しさでした。

海野さんもサイモンさんも
楽器の良さを生かした
非常に品のある音を出すお二方なので
山村さんはアンプを使用する必要がありません。

その音色はさながら

美しくコロコロと粒が揃った

マスカットのよう。

(多分、意味わかりませんよね。笑)

「こんなライブ、聴いたことがない!」
「まさに、ジャズ!これぞ、ジャズ!」

…興奮気味の店内。

キラキラ輝く
小さな星々が見えるような
海野さんの繊細かつ鮮やかなドラミング。

サイモンさんのオリジナル曲を中心に

音楽は
穏やかに、そして、美しく。

満ち足りた空気が
店内の隅々まで
満ち渡っていく様子を眺めていたら

何だか、わたしも嬉しくなっちゃって。

その波の中に
ぽーんと身一つで飛び込みました。

実はこの日は
15時からFLASHにて
安ヵ川大樹さんと石田衛さんのDUOライブが
行われておりまして

お二人ともサイモンさんや海野さんと
(山村さんも?)
面識がおありとのこと。

そんなこともあってか

な、なんと、
パルムに足を運んで下さるという
ビックリ仰天な事態が発生。

店内後方のドアから
入ってこられたお二方の姿を追いながら

予想だにしない展開に
歌いながら
目をまんまるくする私。

なにこれ!
なにこの状況!

「せっかくなので、ご一緒頂けませんか?」

…サイモンさんがお2人をお誘い下さって
ものすごいセッションが始まってしまいました~…。

スーパーピアニストと
スーパーベーシストが
この小さな店の中に
2人づつおられるというこの状況…

演奏を聴きながら
思わず、山村さんの肩を
バンバン叩く私。

「今すぐ、今すぐ、死にそうです!」

更には、喜びついでに
私もシットイン(かーっこいー!)
させて頂きまして大満足☆

「ハッピーな空間、ハッピーな歌でした。
一緒に演奏していて
こちらもうれしくなりました。」

そんな有難いお言葉を頂戴して
天にも舞い上がらんばかりの

気持ちになりました。

こんなことは
滅多にあることではありませんよ!
お客様もラッキーでしたね!

そんなこんなで
この日も、大盛況のうちに

幕を閉じたのでした。

ちゃんちゃん。

サイモンさん、
山村さん、海野さん
ありがとうございましたヽ(^o^)丿
(写真は、古沢さん、

そして、乙女センパイより頂きました。

お2人にも感謝!ありがとうございました!)

さーて!
残すところNYBBのライブレポのみ!!
がんばるぞー!

それでは、またね!