第26回ジャズストリート(その①)

「気持ちのいいバッティングをする」

年始に打ち立てた目標を
再び肝に銘じ

迎えた

「第26回 新潟ジャズストリート」は

いつもに増して
もんのすごい
ゴージャスメンバー

そして

もんのすごい

過酷スケジュール…

下半期1発目に相応しい、
”前代未聞”の重量となりました。笑

(参加バンド数 3つ。

AYACOさんとのステージ以外は

ぶっつけ本番。

1日平均3.5ステージ出演し
更には
前夜祭を含む ”打ち上げ” を
3日連続で開催するという

ファンタスティックな日々。。)

…しかし、まぁ
技術や知識の向上はさておいて

長年の修行(?)により
”腹をくくる”ことに関してだけは
見事なほどに潔くなってしまった
わたくしなのです…。

疲れと空腹で
少々気が立っていた最終ステージでは
ヨッシーさんと
軽く内輪モメを繰り広げながらも

(「もう何を歌えばいいのか
わかんなくなってきました!!」)

その数十分後には
2日間歌った中で

一番良かったのではないか??
と思えるような歌を歌ってしまう。

というミラクル。

全てを終えて感じたことは
「わたしも随分強くなったな…」 
ということでした。

☆☆☆

男子チームとの演奏の話は
とりあえず次回に持ち越すこととして

今回のジャズストで

最も楽しみにしていたのは
私が自分自身に課したチャレンジ企画
”AYACOさんとのデュエット”でした。

ジャズを歌い始めた2001年頃から
既に輝かしく第一線で活躍なさっていた
私のアイドル、AYACOさん。

昨年の冬のジャズストで
乙女センパイが作って下さった
「運命の出会い」の大きな波を

グッと捉え

勇気を振り絞って
お声掛けするまでに至ったのも

「歌を上手に歌いたい」

そんな
積年の ”呪縛” から
ようやく一歩抜け出せた
”今年” というタイミングだったから

だと思いました。

バックを引き受けて下さったのは
わたくしが全幅の信頼を置いている
佐藤文孝トリオ。
(左から、誠さま、ツグオ様、文さま。)

(本番前々日に行われた
リハーサルにおいて

「ふみたかさーん!久しぶり~~~!!!」

AYACOさんのハイタッチに
自然に応じるフミ様の姿を拝見し
何故か妙に動じてしまったわたし。

「…すごい!めっちゃ仲良しじゃん!」)

日頃は

山口県にお住まいのAYACOさん。

初めて声を合わせてみて気づいたことは
”思いのほか2人の声質は似ているんだね”
ということでした。

なるべくそのままの感覚を保ちたくて
当日のFLASHでは
同じ銘柄のマイクを持ってみたり
セッティングを同じにしてみたり
(声の波形が似ているようで

とても作り易いのです)

自分なりに工夫をしつつ
大緊張のまま迎えた初回。

「ど、ど、どうでしたでしょうか…??」

密かに皆さんの反応が
気になっていた私でしたが

「明日も行くね!!」

ご意見番の乙女センパイが
大いに喜んで下さっている姿を見て

ひとまずホッと一安心。

何となく
ステージのイメージをつかんだ
2日目は、心底リラックス。

交互に歌っているうちに
歌詞がごちゃごちゃになり

「次なんだったっけ!歌詞忘れた!」

と、天を仰ぐ。

そんな私の叫びすらも
音楽の1部となり

”笑いの種”として
生まれ変わってしまうような
ハッピーな空間。

AYACOさんのお土産話を後ろにいる
五十嵐さんが
ベースを抱えながら
誰よりも嬉しそうに聞いてくれていたり

ドラムソロの終盤、
突如、両手を掲げ立ち上がった
内山さんが

頭上の照明にスティックを

ガシャーン!

さすがのキャラクターで

おいしい場面を

作ってくださったり

紹介も終わっていないのに
隣を見たら
文さまが張り切って
早々、鍵盤ハーモニカのホース?をくわえて
スタンバイしておられたり

もう、いちいち

可愛らしくて、

おかしくて…

隣の人から隣の人へ
楽しい気持ちがどんどん伝染していく
その空気感を
お腹いっぱいに味わい

実に幸せなひと時を

過ごすことが出来ました。

…あぁ、うれしい。

皆さま、
乙女センパイ、
どうもありがとうございました!!!


====================================
≪AYACO & RENA≫
7月18日(土)
14:00-15:00
ジャズ フラッシュ
(東堀通5 025-224-4518)
AYACO(vo) RENA(vo) 佐藤文孝(p) 
五十嵐誠(b) 内山二夫(ds)

7月19日(日)
17:00-18:00
マキ(古町通6025-229-1710)
AYACO(vo) RENA(vo) 佐藤文孝(p) 五十嵐誠(b) 内山二夫(ds)
====================================

☆☆☆

AYACOさんの素晴らしいところは
何もかもが

”さりげない”ところです。

一緒に歌っていた時
「2人の声は似ている」と思ったけれど

その数日後、
ライブで聴かせてもらった

AYACOさんからは

もっともっと深淵で、
柔らかくて、艶やかで
エレガントな音色が奏でられてていました。

自由自在に佇まいを変え

今いる

その空間に
今そばにいる、その相手に

すんなり馴染んで

一見
こちらに合わせてもらっているようなのに

どんなときでも
そこには

AYACOさんの色彩が

ふんだんに漂っている。

あの方の持っている
パーソナリティーというものは
稀有なものだな…と

改めて感銘を受けた次第です。

AYACOさん、
素晴らしい体験をありがとうございました。

…大好きです

今日はこれでおしまい。
この続きはまた次回。

またねー!!

☆☆☆カミングスーン!!!☆☆☆

■ Simon Cosgrove & RENA DUO
日時:8月7日(金)19:30~
会場:ジャズ喫茶 スワン
(中央区西堀通4 ℡.025-223-4349)
出演:Simon Cosgrove(p,sax) RENA(vo)

※ スケジュール、更新しました! ※