秋ですね。
すごく良い”気”に呼ばれているような
最近です。
長野旅行で
足を運んだ”善光寺”
(駅からまっすぐ伸びる参道、
そしてそこにそびえ立つ大きな山門。
人生最強に清らかな場所でした)
そして、敬愛するSuzuckさまが
おすすめしてらした記事を読んで
「あ、行こう!」と思った
二階堂和美さんのライブ。
(以前、糸井重里さんのHPで
お名前を拝見して以来、
妙に気にかかっていた方だったのです。
Suzuckさまのブログは こちら)
広島に住んでいるという
二階堂さんが
何故、新潟の小さな本屋さんで
歌って下さるのか。
簡単に書いてしまうと
北光社ののち
新天地で新たに本屋さんを開業なさった
北書店の店主さんと二階堂さんが育んだ
ご縁の賜物。ということのようですが
「次!次の曲、歌うからね!
待ってね、ちょっと待ってね!あぁっ!」
マイクスタンドに絡まるコードを
ほどくことすらもどかしい。
息を吹きかけただけで
ちりぢりに舞い上がってしまう
真っ白な小麦粉の中に
そっと、手を差し込んで
練る。
出来てくる
無数の固まりを集めて
一心不乱に、練る。
やがて
両手の中に生まれる
1つの球体。
私などはもう
登場した瞬間に見せて下さった笑顔で既に
何故かボロボロ泣けて仕方なかったのですが
歌えば歌うほどに
強力な光を放ち
求心力を増していく
二階堂さんの姿を
まるで
地平に近づくにつれ
刻一刻と鮮やかさを増す
夕日を眺めているような気分で
泣いたり、笑ったり
笑いながら泣いたりして
存分に味わわせて頂きました。
(なりふり構わず楽しんだと見えて
休憩時間に見た、鏡の中の自分が
超ヤバかったです)
二階堂さんが
歌われていた曲の中の
「いまのすべては過去のすべて」
という一節。
私の祖父は
新潟で育ち、新潟で暮らしながらも
ある出来事に遭遇したことにより
その後の人生を広島に関することに
捧げるに至った人なのですが
おじいちゃんや
いつもそばにいてくれる
家族や友人のこと
ここまでのめり込むとは
夢にも思っていなかった
音楽と自分とのことなどに
想いを巡らせると共に
音楽を通じて知り合ったSuzuckさま、
そして、二階堂さんの歌を通じて
また1つ深まった”広島”とのご縁との間に
運命のようなものを感じずにはいられませんでした。
今この文章を読んで下さっている方とも
過去での出会いのお蔭で
こうして繋がっていることが出来ていて
今ある私は
自分が過去に出会ったものや
体験だけを頼りにして
この世界と繋がっているのですよね。
これって
当たり前のことのようだけど
ものすごい大発見だと思う。
詩ってすごいなぁ。
…秋になると
ミルクティーが飲みたくなり
そして、詩を読みたくなります。
今年も詩集を買っちゃったんだけど
(茨木のり子さんという方の詩集です。
すごいいい。泣ける。)
その話はまた今度!
来週は久々、
東京でヨッシーさん達とライブです。
そして、新潟での予定は、こちら!
アンソ兄さんがカッコイイ写真を作ってくれました。
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■歓楽GUYS LIVE vol.3
日時:11月1日(日)17:30開場 18:00開演
会場:Flower pop(新潟市東区本所993)
チケット:2,500円1dr付
yossy(sax)、水口かずみ(key)
荒井和真(gt)、本間克範(ds)
渡辺貴行(bs)、RENA(vo)
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お土産話をお楽しみに。
それでは、またね。
※ 追伸① ※
あのあと
Youtubeで二階堂さんの動画を色々探してみましたが
今の方が断然!うまいです。
すごい歌唱力。そして人間力。
あの充実感はライブに行かないと味わえないと思った。
※ 追伸② ※
そして、北書店さん。
今どきの本屋さんについての物足りなさを払拭する
ワクワクするラインナップがステキ!
何時間でも過ごしたくなる素晴らしいお店です。
ぜひ足を運んでみてね。