ぜんぶ繋がっている
こんにちは!
いよいよ11月も終盤。
皆さま、いかがお過ごしですか?
私は年末に向け、
着々と態勢を整えつつある昨今です。
水回りや換気扇の掃除、
床の水拭き
本棚の整理 …
3連休ではついに
懸案の ”障子の張り替え” に着手。
脳みその中で、何か月もあたためていた
ビッグプロジェクトだったのですが
実際やってみたら
意外と得意なタイプの仕事だった
(もうしばらくやりたくないけど)
懸案事項を片付けたら
スッキリ、身軽な気分になりました。
来月のテーマは
ズバリ ”肌活” ですかね!
クリスマス時期の今
デパコスコフレが大充実。
(すみません…雰囲気で使いました。笑
デパコスは デパート・コスメの略ですよね?
コフレって何?)
このところずっと
オーガニック路線をひた走っていたんですけど
しばし、路線変更。
年末年始はご褒美がてら
巣ごもりしながら
リッチなお肌を育てようかな~
な~んて、考えております
さーて!
今日は、
私が英語学習をスタートさせた日のことを
書いてみようと思っているんです。
書きたいことがあり過ぎて
長い話になりそうなのですが
良かったらお付き合いください。
初めて
英会話教室のドアを叩いたのは
今から6年前、
2014年のことでした。
” エリック・アレキサンダーカルテットが
我が町にやってくる! "
そんな、ビッグ・イベントに際し
ゲスト出演のお話を頂いたことがきっかけです。
それ以前
誰かのコンサートにお呼ばれしたことなど
一度もなく
断る理由は、山ほどあるように思えたのですが
一方で
「世界中を飛び回っている
こ〜んなすごい人達からしたら
相手がどこの誰であろうと関係ない気がする!
会いたい!会ってみたい!」
そんな想いから
完全に
"気持ちのみ”で
清水(きよみず)ダイブ。
その日のうちに
「やります!」
と、お答えしてしまいました。
そうと決めたからには
英会話が急務。
翌日、会社近くの英会話教室で
個人的事情を熱く説明し
週2回、1時間のマンツーマンレッスンを
スタートさせました。
その時、担当して下さったのが
大好きなBobby先生。
ほぼほぼ日本語が通じない
先生相手に
『宜しくお願いします。ってなんて言うの!?』
『お会い出来て嬉しいです。ってどう言うの?』
目をギラギラさせながら
付け焼刃を量産していく女子の姿には
かなり鬼気迫るものがあったように思いますが
根をつめただけあって
あのとき、本当に
”一瞬だけ" 頭が良くなったんです。
コーディネーターさんと
ドラムのジョーさんと3人で
近くの原信にお買い物に行ったり
エリックさんと
i-phoneを駆使しながら
お互い頑張ってフリートークをしたり
中でも
忘れられないのは
ピアニスト
ハロルド・メイバーンさんとのやりとり。
諸々を終えた
本番翌日の朝8時。
「もう一度、
一目でもどなたかにお会い出来たら…!」
出社前、
そんな淡い期待を抱きながら
いつもより1本早い電車に乗り込み
ダメ元で皆さんの宿泊先へ赴いてみたところ
なんと、
エレベーターの扉が開いた先には
ソファーに深く腰掛け
1人、ロビーで寛いでおられる
ハロルドさんのお姿がありました。
ハロルドさんは私に気づいて
にっこり微笑みかけて下さり
差し出した両手に
ご自身の温かい手を重ねながら
何やら色々とお話をしてくれて
最後に、
「今度はN.Yにおいでね。
待ってるから、その時は連絡してね。」
お茶目にウィンクをしながら
そう仰って下さいました。
真っ黒くて
キラキラした優しい瞳。
1オクターブ以上は優に届く
大きな手、長い指。
全てを許容するかのような
悠然とした佇まい。
空にも舞い上がらんばかりの気分とは
ああいう時のことを言うのでしょう。
心臓をバクバクさせながら
ダッシュで会社に向かったことを覚えています。
昨年、ハロルドさんは
83才でお亡くなりになられ
あの時
ウィンクと共に交わした約束は
叶わぬものとなってしまいましたが
今思い出しても胸が熱くなる
何物にも代えがたい貴重な時間でした。
「身の程知らずだと思われているんだろうなぁ」
自ら、諸々承知で
チャレンジしておきながら
ずっと、妙な後ろめたさを
持ち続けていたのだと思います。
これらの出来事は
無意識のうちに、私にとって
語られることのない思い出となっていました。
でも、ある日
「何で英語を勉強しはじめたんだっけ?」
と、考えたら、ここに辿り着き
今回、6年越しでシェアしてみようと思いました。
本番では
2曲共演させて頂きました。
歌い終えた後
ベースのナットさんが
「Beautiful!」と声をかけて下さいました。
(優しい!)
さらには
「出来ない!出来ない!」と言いながらも
連れられるがままステージにノコノコ上がって
アンコールで案の定笑いまでかっさらって…
思い返すと
色々あるにはあったのですが
今や自分の歌唱に関する思い出は
ほとんど印象に残っていません。
というのは
恐らく、あの時の私のベストは
"場に飲まれず、いつもどおりの歌を歌うこと"
だったのだと思います。
人は、その時
持っている ”器” に見合ったものしか
受容できない。
それは、一世一代の場に立たせて頂いた
音楽家として
とても残念なことのように思えますが
巡り巡って、6年後の今
突如英語熱が燃え上がっていることを
思い返すと
私のチャレンジは
本番が終わったと同時に
終了してしまったわけではなく
今も内側に
あの時、受けた恩恵の種が
たくさん眠っているのかもしれなくて
そのうちのどれが
どんなタイミングでかは分からないけれど
来るべき時が来たら
きっと
ふわっと花を咲かせてくれるんだろうな。
今は、そんな風に感じています。
【 2014年 4月 26日のブログ 】
https://renasan.exblog.jp/21930867/
Eric Alexander (sax)
Harold Mabern (p)
Nat Reeves (b)
Joe Farnsworth (ds)
うーん…
何回書き直してもまとまらないけど
多分、チャレンジをしている人に
一緒に頑張りましょう!ってことを
伝えたかったんだと思います。
時間を見つけて
ちょこちょこ直していきますね。
ごめんなさい。
それでは、皆さま、またねー!
*** お知らせ ***
年内最後のライブ、残席③となっております。
ご予約はお早めに!
日時:12月5日(土)19:00~
Charge : ¥2500 (1drink込)
会場 : YOU &I(西堀前通9番町1541-2F )
025-222-6379
Yossy(Sax)細木紀克(Trumpet)細木久美(Piano)
文河潤(Bass)飯田和彬(Drums)RENA(Vocal)
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