Have yourself a merry little Christmas【Youtube動画あり】

今年もクリスマス・ソングの流れる
季節がやってきました。

私にとって
クリスマス・ソングは

1年に1回だけ
お手合わせ頂くことが叶う
"師匠" のような存在。

毎年、歌うたびに
大切な思い出が
1つ、また1つと積み重なって

毎年、歌うたびに
それら、全てが詰まった
記憶の箱が開きます。

標題の曲は
1943年 「Meet Me in St. Louis」 という映画の
挿入歌として作られました。

時はクリスマス・イブ。
父親の昇進に伴なう移住を前に
落ち込む5歳の妹。

そんな彼女を元気づけるために
ジュディー・ガーランド演じるエスターが
劇中で歌ったのがこの曲です。


 Have yourself a merry little Christmas
 Let your heart be light
 From now on our troubles will be out of sight

 クリスマスを楽しみましょう
 心軽やかに
 これから先、もう
 私達のもとに困難が訪れることはないわ

 Have yourself a merry little Christmas
 Make the Yuletide gay
 From now on our troubles will be miles away

 クリスマスを楽しみましょう
 この時期を幸せに過ごしましょう
 辛いことは、これから先
 遥か遠くへ過ぎ去っていくのよ

 Here we are as in olden days
 Happy golden days of yore
 Faithful friends who are dear to us
 Gather near to us once more

 昔みたいに、ここにみんながいる
 かつてのような、幸せで輝かしい日々
 信頼できる大好きなお友達が
 もう一度、私達のそばに集まるの

 Through the years
 We all will be together
 If the fates allow

 もしも、運命が許すのなら
 これからもずっと、みんなで一緒にいましょう

 Hang a shining star upon a highest bow
 And have yourself a merry little Christmas now

 一番高い枝に輝く星をつるしましょう
 そして、楽しいクリスマスを過ごしましょう

 (訳詞:レナ)

ここ数年、私が歌っていて
決まってグッときてしまう箇所は

 Through the years
 We all will be together
 If the fates allow

 もしも、運命が許すのなら
 これからもずっと、みんなで一緒にいましょう

という部分。

3.11があった年や
感染症の自粛期間が明けて
数年ぶりにコンサートの開催が叶った年など

自らの無力さを
しみじみ体感した上で口にする

「これからもずっと一緒にいようね。」
という言葉は、とても重くて。

約束が守れるかどうかは、分からない。
結局、未来は神様に委ねるしかないのだけれど

その空間、その瞬間を
共有下さっている方々
皆さんのお顔を眺めながら

『 " もしも、運命が許すなら "
来年もまたこうしてみんなと笑顔で集まりたい 』

祈るような気持ちで、そう歌った
当時の気持ちが
臨場感を伴って思い出されます。

今年はクリスマスライブを
企画しそびれちゃったのですが
でも、やっぱり、この曲を歌っておきたくて

小松原くんを誘って
2023年現在の空気感を動画に残してみました。

今年は
我が家の猫のかわいい姿や
仲良しな女の子たちの朗らかな笑顔が
脳内にふわふわ浮かび

例年になく
平らな、やさしい気持ちでこの曲が歌えて
とっても幸せでした。

というわけで
今年は、クリスマスライブの代わりに
この動画をお届けします

皆さんに聴いて頂けたら、嬉しいです

それでは、またね!

*** 次回スケジュール ***

■ 新潟ジャズストリート
2024/1/20(土)
① 16:00~17:00
Side by Side Spice Stand(古町通5番町591)
【 TRibe + 間瀬啓介 】
小松原 崇(Gt) RENA(Vo) 間瀬 啓介(Gt)

② 20:00~21:00
Blue Café(上大川前通7番丁1237-1-2F)
【 TRibe + PENTA 】
小松原 崇(Gt) RENA(Vo) Nagoya Slim(kye)
小林 甲斐(B) 磯野 恭輔(Ds)

https://niigatajazzstreet.com/jazzstreet